ボン君の成長記録(3才から3才3か月まで)
今まで、息子は特に病院のお世話になることなく過ごして来たわけだけれど、ここにきて中耳炎になった。
鼻水が出ていたのも、彼の風邪はいつも鼻風邪と微熱程度なので気にしていなかったのだが、ある晩”ママ、みみがいたい”と私のベットまで来た。
その次の日、知人に何気なく”夕べ耳が痛くて寝られなかったみたいなの”と言ったら”それはあなた、中耳炎よ”と言われ”あっなるほど”と大急ぎで診療所に連れて行った。やっぱり中耳炎だったが、本人は痛みもたまに思い出す程度で耳を叩き、その他は遊びに夢中でそれほどむずがりはしなかった。
ただ、思い出すと今までもよくこの耳を叩く仕草はしていた記憶があり、もしかしたら中耳炎だったのだろうか?と、私のボケ加減にいささか呆れる。
サイテーの医者に当たってしまい、まあ憤っていたりもしたけれど、中耳炎も痛み止め薬程度で、今は抗生物質もむやみと与えないようで、若さに助けられすぐに治った。
一日中私とだけというのも、散歩や買い物などメリハリはあってもなんだか単調な日々なので、週に1回、近所で遊び教室の後そのままお昼ご飯を食べさせてもらうグループに登録した。
昼食後迎えにいくと、そこは幼児だけでなく小学生もいるところなので、大きなお兄ちゃんと仲良く遊んでもらっていて、私としてはいい選択だった。でも、そこでお世話する女性が、実は息子のことを心良く思っていず(人種的なことなのか、息子が活発すぎるからなのか、今となっては知りたくもないが)、それをしばらくたってから知り、それまでの息子のことが不憫に思われた。どんな子供にたいしても不憫に思うということは私は嫌いなのだが、でもかわいそうだった。
さて、半年前は、主人の思わぬ手術で日本行きを断念したが、遅ればせながらたっぷり5週間里帰りした。今回は、石垣島、広島、そして近畿をうろちょろとして、息子も大好きな飛行機や電車、バス、市電に乗れて大満足のようだった。そして、私の母にとっては約1年ぶり、父にいたっては1年半ぶりに見る孫に、二人とも嬉しそうだった。
子供の怪我というのは結構、遊びに行っている時とか、大人がたくさんいるときに起こりやすいと聞く。普段と勝手が違う時や、”誰かが見ているだろう”というときに、、、。
実家の目の前に車道があるのでこれには神経を使った。息子と1年4か月違う従妹も今動き回る最中なので、弟夫婦も苦労しているようだった。
まあ事故も起こらず良かった。
息子は従妹とはじめこそ、共通の祖母(私の母)を巡って争いもあり、おもちゃの取り合いもあったが、2週間ほどたったら二人で仲良く遊ぶようになった。
それほどお菓子ばかり与えられていたわけではないのだが、歯磨きもおろそかになりがちでちょっと歯が黄色くなってしまった。反省。
実家は兼業農家なので、家庭菜園程度だが、野菜畑に行っては、インゲン、小松菜、人参、白菜と土をいじりながらの収穫に息子も活き活きとしていた。米の収穫は終わっていたが、私の父に命令(?)され、トラクターを使って土ならしをする主人も活き活きとしていた。
今回の里帰りは3者3様でも、3人とも大満足のものだった。
”男の子の割には”息子は口が達者だと思う。今のところ日本語、英語、ドイツ語の順で話せるのだが、日本語に関しては、日本で日本語の環境で育っている子よりも達者かもしれない。ただ、これはたくさん(常に)話すからそう感じるだけかもしれない。一丁前な言葉遣いもする。知人曰く、私の話し方に似てやや女っぽい話し方のようだが、私が気をつけている話し方、つまり、子供言葉で話さない、丁寧語を使う、単語だけでなくキチンと文章で述べる、同じ目線で話す、などはきちんと伝わっているようだ。
レゴを自分なりにあれやこれやと組み立てる時や、パズル(50ピース前後)をしている時はずっと集中できる。だが、基本的には何をするにもパパかママと一緒にしたいようだ。
3歳3か月 15キロ 98センチ
05/01/03