ボン君の成長記録(21ヶ月目)
Mutterberatungで口の周りのことを訊ねる。よく皮膚を洗いクリームを塗ること、と2種類のクリームを貰う。とりあえず様子を見ることとする。
息子が15ヶ月頃からこの頃まで私が物理的に忙しく、託児所に預けていることが多かったのだが、何とかその状態も終わり私も気分的に余裕が出てくるだろうと思われたその時に、主人の親姉妹、パートナー、その子供達総勢17人の3泊の南チロル旅行があり、神経がおかしくなりそうだった。どうも苦手だ。まあ、メンバーのことを無しにすると私も楽しんだことは事実なのだけれど。
だからと言うわけではないのだが、そのあと私はある土曜日友人と朝早く出発、夜遅くに戻ってくる電車でミラノ日帰り旅行を楽しんだ。服には興味はないけれど、やっぱりこれも外国旅行、気が休まった。愚痴も聞いて貰ってちょっと楽になった。息子と主人はそれはそれで、男2人で私の留守を楽しく過ごしていたようだ。
なかなか夜寝付くのに時間がかかる子で、というのは親の気持ちで、本人はまだ寝たくないから寝ないだけなのだろうが、8時には寝て欲しい親と、もうちょっと起きていたい息子の衝突が間々あった。でも、夜泣きはしなくなった。
英語もよく言葉となって発していてパパの真似をして「ない、とっぴー!(Nein、stop it!)」と、ドイツ語混じりで言っていたりもした。
この頃の大イベントといえば、親子3人でスイス〜アメリカ〜カナダ〜ハワイ〜日本〜スイスの旅行をしたことだろうか。 飛行ルートだけは立派に世界一周だ。
時差をモノともせず、何処に滞在していようが、朝は7時までに起床、お昼前から2時間ほど寝て、夜は、でも旅行中だからか夜更かしになり9時頃就寝と素晴らしくリズムを保った生活をしていた息子だった。天晴れだ。
夜はぐずったり、途中風邪、熱、咳でしんどそうにしたりも、天候の変化からかあった。でも、息子のお陰で見知らぬ人たちと話をしたりも出来たし、地元の人たちも息子を可愛がってくれたりで良い思い出ばかりだった。
英語圏への旅行だったからか、周りの人の言葉を真似して英語を話すときが多い息子だった。だからいつの間にか「NO!stop it!」になっていた。
周りが何か単語を言っても、かなり正確に真似して返すようになった。この頃からの彼の大好きな言葉は「こーき」。スイスではこう言うとコ○コーラのことなのだが、彼の言いたいことは「飛行機」。空から音が聞こえると 誰よりも早く反応して「こーき!」と叫ぶ彼であった。
21/08/02