ボン君の成長記録(19ヶ月目)
1歳半を過ぎた頃、私の風邪が移ったのか息子が風邪を引いた。咳も出ていて、今回は主人も珍しく風邪を引き、冬ということもあってか我が家は病人だらけだった。でもだからといって、息子のいたずらは相変わらずだった。
時々質問の内容を理解した上で「Ja」「Nein」と答えるようなときもあったが、大体は「質問をされているな。」と息子が感じて、それに「Ja」か「Nein」かで答えているようだった。「パパにこれどうぞして。」というと理解してパパに物を渡す。かというとパパとママがこんがらがって「パパ」と言うときは私か主人のことを指し「ママ」と言うときはお腹が空いている時というような事もあった。
小さい物や他の赤ちゃんを指すときは「あっかっか、、、(恐らく”赤ちゃん”から来ている)」動物、特に犬を指すときは「あわっあわっ(”ワンワン”から?)」。なんだか「くらかりやー」「かいかりおー」とか言いながら何か私に話しかけることもあったし、「ちっちっ」と言っては「ここにそれを置いて」という動作をすることもあった。
それまでは、何かを要求するときに指で指したり、「あっあっ」と言って「これして欲しい」「あれが欲しい」と言うようなことが多かったが、この頃おもちゃの電車をつなげて欲しかった時に私の所まで来て、私を電車の所まで連れて行き、指を指して要求した。その他、本を読んで欲しいときに本棚まで私を引っ張って行くし、本を息子に渡しても、それを私が読まないと怒ったりもした。
昼寝をするような時間に外にいるときは、それまでは何気なく寝入ったのが、この頃は眠たいくせに寝たくなく機嫌が悪くなることが多々あった。
息子の行動には時々血の気が引くことがあるが、この頃本棚をよじ登ろうとして本がガタガタいってるのを見たときも、一瞬本棚の下敷きになっている息子が目に浮かんだ。
1歳半検診をしたが有り難いことに健康だった。今回も「それをママにちょうだい」「これをパパにどうぞして」など、(普段一番息子に接している)私が日本語で話しかけどう反応するかのチェックがあったが、今回は理解してきちんと私達に物を渡した。
「さあて、君は健康そのものだねえ。」とこれから予防接種をしようと先生が用意をしかけたとたん「Ciao!Ciao!(チャオチャオ)」と息子がドアを開けて先生にさよならしたときには一同大爆笑。「これから一仕事あるんだよ。」と先生にブチッとされる。
前回は麻疹、風疹、おたふくかぜだけだったが、今回はそれに加えて例の5種カクテルもブチリ。
この頃、また主人の3泊の出張があったのだが、きかん坊ではあったけれど夜は私は割とゆっくり出来た。
体重11,9キロ 身長83センチ 頭囲49,5センチ(丸19ヶ月)
21/08/02